「もう人生終わってもいいかも」と思った夜

物語

子ども夫も寝静まった静かなある日の夜

ふと、そんなことが頭をよぎった。

そこそこの大学を出て、就職。

職場で出会った3歳年上の優しい夫と結婚して、三人の子どもを出産した。

周りから見れば順調だったと思う。

仕事も家庭もあって、何不自由のない生活。

そこに不満を抱くことの方が、おかしいんじゃないかと思えるほど。

でも、私の心は、どこか空っぽだった。

今ならそう言える。当時の私は、それすら認めることができなかった。

「私」が消えていった日々


子どもが生まれて、生活が一変した。

朝6時に起きて、朝食を作る。

子どもたちの登園・登校の準備をしながら、自分の身支度。

小学生組より先に家を出て、そこからの仕事。

夕方は保育園へ迎えに行って帰宅。

夕飯を作って、寝かしつけて、残った家事を終わらせる。

気づけば、夜10時を過ぎている。

「あと8時間後には、また同じような朝が来る」

一人時間をとる間もなく、翌日の仕事のために

急いで、眠りにつく。そんな毎日。

真面目な夫は、仕事人間。

朝早くに出勤し、子どもたちが寝る1時間前に帰宅する。

夫婦で話す時間も、私のひとり時間も、どこにもなかった。

夫とは、喧嘩すらできない家庭内別居状態になっていた。

目を合わせることすらしなくなっていた。

一緒に暮らしているだけの、他人だった。

そして、私自身のことを考えても

自分は何が好きなのか。

何をして楽しいと感じていたのか。

もう、それすら、思い出せなくなっていた。

「私」は、どこへ行ってしまったんだろう。

深夜、ふとそんな虚無感に襲われることがあった。

「正しさ」のために生きてきた

しんどくても仕事に行くのは当たり前。

人に迷惑をかけないのが当たり前。

ママなんだから、我慢するのが当たり前。

そんな「常識」に合わせて生きてきた。

でも。

それは一体、誰のために?

私は、これで幸せなの?

その問いに、答えられなかった。

あの夜のこと


家族が寝静まったリビングで、スマホの明かりだけがぼんやりと光っていた。

洗濯物を畳みながら、ふと、心の中でつぶやいた。

「このまま人生が終わるなら、もう、今、人生が終わってもいいかも」

涙が、ぽろぽろとこぼれ落ちた。

何に泣いているのかも、よくわからなかった。

ただ、心が静かに叫んでいた。

「私の人生、これでよかったの?」って。

自分の人生を本気で考えた瞬間

私の変化のきっかけは、意外なところにあった

長年、Xで追っていたオタク界隈のフォロワーが、ある日投稿していた。

「マインドが激変して、年収1000万を達成しました~!」

その人の表情が、以前とは明らかに違った。

キラキラして、自信に満ちていて、何より「自由」に見えた。

気になって投稿を遡っていると、「アサギスト」になったことが

きっかけなのだという。

アサギストとは、女性起業家「小田桐あさぎ」さんが主宰する

「魅力覚醒講座」の講座生の名称らしい。

彼女の劇的な変化の理由が気になって

私も、小田桐あさぎさんの本や動画を見てみた。

すると、今までの常識がひっくり返るくらいの衝撃を受けた。

「全部、反対じゃん!」

目からうろこがポロポロ落ちた。

私が生きる目的を見失っていた原因は、「私のせいじゃなかった」

夫との不仲も、子どもの情緒が不安定なのも、「私のせいじゃなかった」

そう思えただけで、心が軽くなった。

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